石文広子による個人ホームページです。
小説をはじめ日記や感想などを書いて載せています。
自分だけのしずかな本棚を目指して気ままに更新しています。
このサイトの読み方
小説は以下のように縦書きで特有のレイアウトを採用しています。
いつもと少し違った、けれど馴染みのある読み心地を味わえるよう。

日記やその他の記事ではウェブで一般の横書きを採用しています。
いつもと同じ、ゆえにどこか落ち着いた読み心地を提供できるよう。
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ご連絡・ご感想について
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作者について
石文広子と申します。
小さいころから今も絵を描くのが好きです。
2025年の6月から小説を書き始めて没頭しています。
どちらも趣味として長くのんびり続けていくつもりです。
お仕事になったらなったでおもしろいのかもしれませんね。
サイト名について
「epigraph」という名前には二つの言葉を乗せています。
一つは、作者「石文(碑)」の英語名。
後の世の与り知らぬところでひっそりと残るもの。
もう一つは、本文の前に引かれる題辞。
作者の手を放れて誰かの言葉を彩ってくれるもの。
そんなものになればいいなという願いを込めました。
願いというくらいですから、それだけ贅沢なものにしました。
あとがき
インターネットを海に喩えてみれば、ここはさしづめ波止場といったところ。
目まぐるしい速度で過ぎていく潮と藻屑の流れを受け止める日々。
時折、埠頭には船がやって参ります。
積荷を降ろすため。混雑を避けるため。あるいは漂着してしまったため。
理由はさまざまあることでしょう。
しかし船乗りさんの目的地はおろか顔も声すらも知る由はありません。
どこへ往くのか、そもそも往く当てはあるのか。
そんなことも分からずじまいのまま去ってしまいます。
航海とはいつだってそういうものです。
遠ざかっていくのをただ見送ることしか叶いません。
ここからでは水平線のさらに向こうは見えません。
ですから、忘れてしまって構いません。
灯りもない場末の波止場に停まってくださったあなた。
どうぞひととき、錨を下ろしていってくださいな。
ここにはわずかばかりの言葉があります。ささやかな物語があります。
それらはどれも誰かのためのものに過ぎません。
あなたの求める何かにはなれないかもしれません。
ですが、それでもいいのです。
夜が波光を隠しても、雨が帆布を掠めても、凪が舳先を休めても。
ここでみたものが、いつか身勝手な順風となりますように。
改めて、ようこそお越しくださいました。
あなたの旅路に加われたことに感謝を。
それでは————いってらっしゃいませ。